From:森山 宙
起業すると、サラリーマン時代にはあまり感じなかった、税金の重みを痛感します。
起業前後の方から、税務調査がいつ来るの??
という不安を聞くことがあります。
ちょっとした経験談をお話ししたいと思います。
税務調査の時期
よく8月から11月に多いといいます。
僕もたしか8月にあったと記憶しています。
これは確定申告の時期は税務署は忙しくて、それどころではない。
そんな話を聞きますね^^
何年くらいで税務調査が来るの??
これはあなたの会社の状況によりけりだと思います。
飛ぶ鳥を落とす勢いで、成長していたら相当早く来るでしょう。
反面、赤字続きだとあまり来ないでしょう。
売上・利益が多くなってきたら、備えておかなければいけません。
税務調査ってどんなことを調べられるの??
何年かぶんの帳票を全て調べられます。
領収書・売上の記録、実地でのお金のやりとりなど。
それらの流れを全て調べます。
その中で疑問のある点については、突っ込んで聞かれます。
特に現金についてはクリアにしておかなければいけません。
少しでも不透明な部分があれば、追徴課税などややこしいことになります。
何人で何日来るの??
これは税務調査の目的にもよります。
僕が経験した時は、1人で、2日間丸々税務調査が行われました。
こんなに全ての帳票に目を通すんだ!!
という驚きでした。
正直、心臓に良くないですね^^;
まあ、前回の税務調査はどうやら資料作りのためのものだったそうで、
あまり突っ込んだものではありませんでした。
それでも税理士さんと税務署の見解の違いはあり、
追徴課税は1件ありましたけれど・・・^^;
税務調査が来たらどうしたらいいの??
顧問税理士がいれば、対応してくれるはずです。
でもこの税理士さんというのが結構ややこしい。
税務署のいいなりになってしまう方や、
無責任にあまり矢面に立ってくれない方。
そういう方だと、ちょっと税務調査の時は苦しくなりますね^^;
税理士さんの腕の見せ所は、節税と税務調査対応ですから。
税理士さんにはこだわる必要があります。
でもなかなかそこに費用がかけられないことも多いです。
税理士紹介サイトなどを用いて、複数人比べて判断するのがいいでしょう!
どんな税理士さんを選べばいい??
個人的には、個人経営で、経験を積んだ人は安心だと思います。
元税務署勤務だったとかいう方が頼りになるという噂がありますが、本当かどうか分かりません^^;
税理士さんほど、変えにくいものはありません。
長いおつきあいになりますから、じっくり選びましょう!!
選ぶポイントです。
・自分と合うかどうかで選ぶこと。
・経験や実績があるかどうか。
・我慢強そうかどうか。
・作業ができそうかどうか。
・可能であれば、何らかのコネクションがあるかどうか。
これくらいはチェックしたいですね。
契約後は、作業処理能力の速さなどの実務能力を見ることです。
・問い合わせに対するレスポンスの速さ。
・書類が仕上がるまでの速さ
・節税の提案が来るかどうか。
これが遅い税理士さんはちょっと厳しいなと思います。
(結構、差があります)
税理士さんに相談する範囲
よく経営のサポートを謳っている税理士さんがいます。
これはどうかな??
と首をかしげるケースが多いです。
税理士さんは会計処理と税務の専門家。
経営が分かる方、あまりお目にかかれません。
節約しか言わないんです。
だから投資すべきとき、チャレンジすべき時が会社にはあります。
そういう意見は聞けないですよ。
だから助言は会計処理・税金や節税について。あとは税務調査対策に絞るべきだと考えています。
ちょっと期待してアドバイスの好きな税理士に変えてみましたが、
僕の評価はあまりいいものではありません。
アドバイスが好きな人は、不満も強いんです。
でも不満な方をやると経営がいい。
だから最近はだんまりですね^^
まあ完全な私見です。
一つの参考にしてみてください!
まとめ
今日は起業してどれくらいで税務調査が来るの??
どんなことを調査されるの??
という不安を聞くことがあります。
それについて、私の経験を述べさせていただきました。
その時に税理士さんは頼りになるパートナーです。
その選び方も私見を交えてご案内させていただきました。
税理士紹介サイトなどで複数の税理士さんにお会いしてください。
この記事でご案内したポイントも参考にしていただき、いいパートナーと出会っていただければと思います!
今日の記事はいかがでしたか??
ご不明な点や、ご質問などあればお気軽にお問い合わせくださいね!!